ピノキオ
命が与えられたそのちょっと後


「な…赤屍さん、何を…。」
「その操り人形の絃が普通に縛るのとは違った雰囲気をかもしだしてイイですねぇ…。」
「ちょっ…。」
時雨さんが逃げようとしてるけど、絃が絡まって思うようにいかないみたいだ。
「紘季、助けて…っ。」
時雨さん、オレにはいろんな意味で無理!!
カヅちゃんは役柄起きれないし、十兵衛と雨流も猫と金魚だし!
あーっ、なんかもう脱がし始めちゃってるし!ここからはオトナの世界?!それはオレにはまだ早いって!
とりあえず、オレは頭抱えて床に伏せた。(純情だよな、案外。)
(案外って何?!!)
「耳も塞いだ方がいいかもしれませんよ?」
確かに!!
オレが耳を塞いだ瞬間、絃がオレを捕えて…。
ガッシャーン!!
思いっきり棚の扉のガラスに叩き付けられました。
「あれぇ?何かあったのかい?十兵衛、俊樹?」
カヅちゃん、白々しい…。でもって痛い…。


ここまで書いたがやっぱり覚えてないので無理でした。


04.08.15up


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