一戦行われそうな雰囲気に時雨は溜息をついてから時計を見た。
そしてドアへ向かい、彼らにこう言った。
「時間なんで私は行きますから。程々にして下さいよ。」
「時間?」
「もう8時45分になりますよ。」
「で、でも時雨さん。昨日で80日間経ってしまったではないですか!」
「花月さん、11月23日にどんなことがありましたか?」
花月を遮り、時雨が訪ねる。
「11月23日…ジャッカルの誕生日だったかな?」
「それって時雨さんがお「なんでそういう方向に飛ぶんですか。」
花月が頭を抱えて言おうとしたとこをまたも時雨が遮った。
「…私としたことが、大変なことを忘れていましたね…。」
「わかりましたか。」
「私としてはあの日はとにかく時雨さんで溢れてますからv」
「………。」
その言葉に時雨は眩暈を起こしそうになった。
…何をやらかすつもりだろう楓藤は。(しかもネタバレ含みまくりだ…!)
2004年8月中
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