「流石は時雨だね…」
クローゼットを見回しながら時雨(鏡)は思わず感心してしまった。
クローゼットには色は多少違うものの、同じような大きめなシャツとズボンが並んでいた。
「これじゃおもしろくないよ、時雨」
溜息をついて改めて見回した時、端に他と比べサイズが小さめの白いシャツを見つけた。
着てみると着替える前のものよりはぴったりとしている。
これにダークブルーのズボンをあわせ、シャツの上2つのボタンを外して部屋を出て行った。
一方、鏡(時雨)は……。
「……派手なのしか持ってないのかな、あの人…」
大いに頭を抱えていた。
ちなみに、下着は便宜の都合で洗面所らしい。あまりバレてない様子。
どう派手なのかはご想像にお任せするとして、続き書くんですかこれ。
2004年10月中
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