それは、蛮さんと銀次さんの部屋に避難してた時のことだった。
そのうち紘季が遊びにきて銀次さんと枕投げを始めた。
「私、一応仕事なんですけど…」
「どうせ止まんねぇよ。ほっとけ」
「そうですね…」
私は諦めて部屋の反対側に移動した。
「う〜…枕じゃ狙いを定めづらい…」
「よ〜し、今度はオレの番だよ!それっ!!」
銀次さんが紘季に向けて枕を投げたが、あっさりかわされる。
「甘いよ銀次さーん!うりゃっ!」
「そういう紘季だって!」
銀次さんがしゃがんで避ける。が…。
バフッ
「………蛮さん…」
「あっ…、あの…、蛮ちゃん…」
「あー蛮ゴメン!」
枕はビールをあおっていた蛮さんの後頭部にクリーンヒットした。(もちろんビールまみれになった)
「………銀次ィー!!何テメェ避けてんだよ!!
「そっち?!」
「…怒りはそっちなんですか」
私と紘季のツッコミはほぼ同時だった。
「それくらい避けねェで取りゃいいだろ!!」
「うわー!ごめんなさいごめんなさいごめんなさ〜い!!」
紘季から奪い取った枕による銀次さんへの枕の集中攻撃。
「おい、銀次」
「お暇でしたら僕達の部屋にでも…と思ってたんですが、暇というわけではなさそうですね」
銀次さんが1人から袋叩きにあっているところで、士度さんと花月さんがやってきた。
そして。
バフバフッ
士度さんと花月さんの顔面に枕が飛んできた。
投げたのはもちろん…。
「何しやがるウニ頭!」
「おー悪ィ。さも当たり前かのように手が滑っちまってなあ!!」
「この…!」
士度さんが蛮さんに枕を投げつけるものの、あっさりキャッチされる。
「クソッ!加勢するぜ銀次!!」
…加勢しちゃうんですか。そうですか。


台詞が中途半端にGBAのゲームネタ。続きが書けてない…。

2004年11月中


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