「はあ……」
秋葉のあまりに重たすぎる溜息が店内を支配した瞬間だった。
「どうかしたのかい?秋葉ちゃん」
「あんまり溜息ついてると幸せ逃げちゃいますよ!」
「もう手元に残ってないかもしれないわ、幸せは…」
「秋葉さん!そんな時こそオレ達GetBackersにおまかせだよ!!」
「銀次、よく考えてみろ」
波児と夏実に作り笑顔で答えた秋葉に銀次が駆け寄ったが、蛮によって阻止された。
「……あの、内容にもよります…」
「そうだと思った…」
そして再び溜息をつく秋葉。
「このところいろいろあって疲れちゃってね…」
「いろいろって?」
「この姉ちゃんの場合は本当にいろいろだろ」
「今日はあまり病院に戻りたくないわ…」
またも溜息をつく秋葉。今回は特に重症のようだ。
うちにおいてGBは4シリーズ全部書きたいものが違ってて、どれもメインで書けないものを書きたがってるのだがこれは恋愛と一条さん達だったりする。(+ロキは赤屍さんで遊ぶこと、死神はファンタジックシリアス)(前者はともかく後者は一体なんなんだ)
2005年3月中
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