電話の後、まずいろんな人に意見を聞いてみた。
憂「好きにすればいい。一応言っておくと来週末は休みになっている」
(いや、行くのは憂自身だから…)
時雨「いや別にどっちでもいいけど。2人がいいならその葉山さんってとこに行くし」
(本当にどうでもよさそうだったな…)
怜夜「うっそ、兄貴旅行行くの?!修学旅行じゃなくて?!
(確かに今まで行った旅行は修学旅行しかないけどよ…)
波児「別にいいんじゃないか?たまには2人っきりの時間も必要だろう」
(別に2人っきりの時間がないって言ったら嘘にもなるんだけど一応)
花月「それはいいじゃないですか。楽しんできたらどうですか?」
(旅館に1日中いることが目に見えてるけどな)
毒蜂「それはあらゆる意味で意外だね」
(っていうかお前には訊いちゃいねぇよ)
鏡「やっぱり性癖の持ち主なのかな?」
(どういうことだよそれ。しかも訊いてねえし)
朔羅「…来週ですか。予定が入ってますね…」
(訊いてないしなんで自分の予定を確かめてるんだ、朔羅)
銀次「先生おみやげ買ってきて下さい!!」
なんでもう広まってんだよ!まだ行くって決めてねぇし)
紘季「オレ甘いもの苦手だからできたら干物で!」
注文つきかよ!しかも干物なのか…いろいろと趣味が13歳に思えないのは俺だけじゃない筈だ)
赤屍「それは羨ましい限りですねぇ…」
一体テメェはどこで知ったんだ。憂が情報を流すとは思えねぇんだけど)
結論。ほとんど参考にならねぇ。そしてこれ以上聞いても大して変わらない。あといらない意見多すぎ。意見じゃないのも多すぎ。
こうにもなってくると行ってたまるか!っていう意地も出てくる。
それも、来週末になったら全て揺らいでしまったのだが。


季節をやっと決めました。Run!Run!Run!の前3月上旬で。いろいろ都合がよろしいのですよ。(なのでこの時点で赤屍さんは教師ではない)そして続く。

2005年5月中


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