光どころか絶望だった

「おい、お前の恋人って名乗る女が来たぞ」
「…何だって?」
「すぐに帰っていったがこれだけ伝えてくれだとよ」
「あいつぁ何て言ってたんだ」
「『情報不足。とりあえず待っていてくれ。それと』」
「それと?」
「『お前、バカだな』……これだけだ」
「…ちぃっと期待したところぁ確かにバカだったな…」
「本当にお前の恋人か?面会もなしで帰っていって」
「次来たら『どれくれぇ待ちゃいいってんだ。それとてめぇもバカだ』って言っといてくれ」
「………」


『ハッピーエンドを希望します』の続き。きっと君達にはバカップルという言葉よりも夫婦未遂漫才コンビの方が似合う。(未遂って)
この称号(?)を得られるカップルはうちには1組しかいません。いや、そうでもないかも…。
まだ書くかもしれないし書かないかもしれないし。何より書いてる楓藤自身が実際はどうなってるのかわかってないのが大きい。(………)(2005.12)


やっぱりほとんど直してません。いつもそうだけど深く考えないが故に浅すぎて直す必要がない。(いいのかよくないのかわからん)
4巻ネタを考えてたら「これは恋人未満なんじゃねぇの?」ということで直そうとも思ったんだけど、そこんとこは次でネタとして昇華されました。
ちなみに4巻ではあの後しっかり征裁されました。ザレゴトディクショナルを参照すると誤字の理由がわかりやすい。内容は4巻ネタで出すつもり。意外と残虐非道じゃなかった。………個人的には、意外と。(2006.07)


2005年12月中
2006年7月中(改稿して再掲載)


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