外殻ばっかで内側がさっぱりな人

「ああ、そうそう。メフィって人が車掌になってたよ」
「メフィって……あのメフィか?!」
「どのメフィかわからないよ」
「本名知れてねぇのだよ!アレしかいねぇだろ!」
「…ごめん、多分そっちの脳が老化してる」
「一言多いんだよおめぇは!いただろ、クィディッチ・ワールドカップの時の青いの!」
「あー……言われてみれば同じ人だ」
「あれぐれぇガキでもわかんだろ!」
「でも2年も経てば大人しくなったりするかもしれないよ。あまり話してないし環境が違うしそもそもよく見てないから細かいことは言えないけど、あそこまで目立つ色じゃなかった気がするし髪長くなってたし」
「………」
「ワールドカップの時のパスカードにはMしか書いてなかったしね。自分の名前が嫌いとか?」
「……知らねぇ」
「チケット買わされたりいろいろあって現在に至るのに?」
「なんで知ってんだよ!」
「鎌かけてみたらスタンがボロ出しただけ」
「!」
「Mしか書いてないとことか拙いヒントだけなのに頭抑えてくれたとことか知識量とか判断材料はそれなりにあったし。まあ、勝手に頑張れ」
「見てねぇでなんとかしろよ!おめぇも首絞められっぞ!」
「それはないと思うよ。どちらかというと私は彼側だろうし」
「……………」
「スタン?」
「なんでメイビーなんだよ、おれ……」
「スタンがMだから?」
「違ぇよ」
「説得力ないけど、まあ、私は彼と似た部分はあっても違うってことじゃないかな」


そういう事だと思いますよ。メフィと比べると随分甘いよメイビーは。思ったより物理的じゃないし論理は通ってるように見える(ように努力はしてるつもりだ)し。
というわけでメフィ。4巻ネタを書けばどういう人なのかわかりやすいのですが、まあ、乞うご期待!とは言えないけどそれなりに待ってるとなんかあるかもしれません程度に……。(結構「それなり」って言葉好きだよな…)あとはこの一郡の中で1つだけ彼メインの(つもりで書いた)話があるのでそれくらいか。
例のあの人と似た特徴持ってるけど向こう側の人間という設定はないです。何より本人が(名前に関しては)開き直ってるし現状じゃとある1人に全てが向けられてるし。略しても組み替えてはいないし。(つうかそんな事をこの2人は知らないだろうし)
割と謎だらけ。メフィは(心のうちの)目線が下向きであることが多いから親しい人は多くなさそう。あと青なのは特に理由はない。(別に赤でもよかった)2年前は絵具みたいな青で今はそれと比べるとかなり薄い感じ。あと2年前は短かったけど今は長い。今はめんどくさがってるだけかもしれない。あんな人でも「青いの」で通っちゃうのがうちか……というか3人同じ学校だったら知らないのはメイビー→スタンの間だけだと思うんだけどそこが書けない。メイビーとメフィは有名人。(太陽がある限り重装備と表八方美人裏傍若無人…)とりあえずメイビーだけ違う学校の可能性があるのは確か。
割と外面と内側が一致してないという点で2人は同じ。(あと、内側は置いといて外面はちょっと似てる…)名前はまったくの偶然。(そもそもハリポタに出すとは思ってなかったし)

2006年7月中


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