通すレンズの違いとは恐ろしいものである
「宮藤君、これ」
「…古文?」
「全員提出じゃない課題があったでしょ」
「…ああ。ごめん、忘れてた」
「宮藤君って教科係だった?」
「いや、俺は環境委員。たまたま当たっちゃっただけ」
「そういえば、連休の前は1番前だったわね」
「替わってよかった。思ったよか不意打ちが多くて落ち着かねーの」
「そうなの。1番前は近すぎて当たりにくいと思ってたわ」
「丁度いいや。倫理の課題誰に出したらいいか覚えてる?」
「加藤さんじゃなかったかしら」
「そっちか。ありがと」
「どういたしまして」
「……あれは誰だ」
「どうかしたか?神山」
「いや、なんでもない」
ゴールデンウィーク明け(その辺が1番自然だった)にたまたま目に入ってきた(約1名にとっては異質な)光景。
前の2つがあって初めて成り立つネタ。過去ログ参照でお願いします。不親切。
勝手に神山を環境委員(長期休暇前の廊下のワックス掛けがメインの仕事だったりする委員会)にしてしまった。読み返したほうがいいな…。
やっぱり変人にもいろいろな種類がいるってことであってるようです。
2006年8月中
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