アンタのそういう所が嫌いだ 後編

「違う世界の貴様がこの国"にも"来たばかりの僕に用なんてあるのか?」
「違うのであれば用はありません」
「…あれはこの僕の世界では既に回収した物だ。餌にするならあれ以外にしろ」
「敵に対して随分親切ですね」
「飽くまで僕達の為だ。他の僕も『目障りだ』と思っている筈」
櫻華や弥江達がそう思っていなくても。
「確かにそうでした」
「そっちの世界では好かれるようなことをしていたのか?」
「…僕のいた世界ではあなたは排除されるべき嫌われ者です」
「貴様に好かれてなければそれで十分だ」
「尋常じゃないようですね」
「僕の場合恨みは一生物だ」
僕個人の観念だと墓まで持っていくつもりではない。
「とにかく消えろやっくん」
「誰ですかそれは」
思わず出てしまった言葉に軽い敗北感を覚えた。


そういう所=全部。東京BABYLONの前後の計2回しか会ってない(と決めた)からかなり嫌ってる。星史郎さんツバサ桜都国編。どちらかというと鏡と同じ扱いです。バビロン読んだら扱いがぞんざいになった。(飽くまで楓藤の場合)ツバサだとまだマトモな気がするけどバビロンだと割合いっちゃってる人になってませんか?(ツバサの中じゃバトルシーンより8巻51話の扉絵の方が近い気がする)
桜塚ですから。やっくんは彼の頭の中で連呼する人(一応設定じゃ草紫兄さんと芳野)がいたから出てきた。下手するとバビロンやXの方にも通じないよ。(四十路の前にX読んでないから生死もわからん)
ところで、バビロンじゃ北都ちゃんが1番好きです。読み始めた当初は苦手かと思ってたけど最後に逆転。(つうかバビロンの場合進むうちに印象よくなった人とどんどん張っ倒したくなった人と始終無関心で終わった可哀想な人がいたからだ)

2006年12月中


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