きっと最初って大事なんだと思う 3
なんでも、桂も化け物と言ってこうなったのだそうだ。
「以来、なんとか抜け出す機会をうかがっているんだがオイ、そこもっと腰を振れェェ!!」
「ヅラ、長くこの空気を吸いすぎたな。お前はもうシャバに戻るのは無理だ」
「坂田、それ同感だ」
2人は舞台で踊ってるが俺はレジを任された。仕方ないから服脱いで腹見せたらこういうことに。病院は行かせてくれねぇのかよ。それとは別に傷薬も持ってたから大分よくなってきたが。
「ふざけるな。俺には国を救うという大仕事があるんだ。こんなところでこんな事をしてる暇はない」
「こんな所でノリノリで踊ってる奴に国も救われたくねーだろうよ」
「少なくとも俺は嫌だな」
まず地球外生物を飼ってる時点でおかしい。
「ちょっとォ〜、ヅラ子もパー子もノリが悪いわよォ。そんなんじゃお客様気分悪くしちゃうでしょ」
「何言ってんのよアゴ美。この気だるさが私の売りなのよ」
「誰がアゴ美だコルァァ!!」
「パー子、さっき紹介しただろう。この人はアゴ代だ」
「あれ、アゴ江じゃなかったか?」
「違うわァ!!あずみだボケェェ!!」
現在過去通して落胆してるからそんなこと覚えちゃいない。しかも坂田が1番かすってるのかこれ。
「オイオイ何やってんだよ!グダグダじゃねーかよ!」
「!」
大声の元を辿ると、いかにもダメですだれな親父が酒を飲んでいた。
「こっちはオメー、てめーらみてーなゲデモノわざわざ笑いに来てやってんだからよォ、もっとバカみたいなことやってみろよ化け物どもよォ!!」
「何だと、このすだれジジィ。てめェ、その残り少ねェ希望を紅月の新薬で全て風に飛ばしてやろーか!?」
俺の薬でかよ。そんなに自分に使われるのが嫌か。
「止せ、パー子」
桂が坂田を抑えたが、坂田がどうこうする前にナントカ西郷がバーコード親父の頭をつかんでいた。
「お客様、舞台上の踊り子に触れたり汚いヤジを飛ばすのは禁止といいましたよね?オカマなめんじゃねェェェ!!」
バーコード親父は別の客の席の机に吹っ飛ばされた。
ご無沙汰です銀魂です。でもこれでストップです…手元に資料(確か6巻?)がない。
おまけに原作から引っ張ってくる場面が多い(というかほぼそうだ)から時間も掛かる…どれくらい先になるんでしょう。
2007年4月中
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