探し物をご存知ですか?

「ああ、ネビル!」
猛烈な勢いで3人とすれ違った箒が3人の前に戻ってきた。
2人乗りで、前には目立つ青い髪でスタジアムにいたスタッフと同じ服を着ている。声をかけてきた後ろの少女は去年の夏『夜の騎士』バスに乗っていた少女で、メイビーと呼ばれていたような記憶がある。
「ネビル?ハリーが?」
「うん、いろいろあってね…」
「この際どっちでもいいよ。それより、うちのバカ知らないかい!?
うちのバカって。
「うちのバカって…」
なんとなく誰のことだかわかる気がしたが、一応聞いておくことにした。
「スタンリー・シャンパイク!『夜の騎士』バスの車掌!」
「それなら、ついさっき向こうで見ました。ヴィーラや他の魔法使いもいました」
「ヴィーラも?」
青い髪の男が口を挟んだ。
「はい、ヴィーラが3体」
「ありがとう!」
箒は猛スピードでハリーが指差した方向へと飛んでいった。
「…知り合い?」
「ただの顔見知りだよ」
「何者なんだ?」
「なんか……速い人達」


ヴィーラの単位は体でいいのだろうか。(そこから入るか)あと3体だったっけ?(消えたからわからん…)
図らずもリテイクとなってしまいました。大して変化はしてない。ボリュームも増えてない。
リテイク前も同じように出ている青いの。でも科白がなかった。そこ増やしてもしょうがないって。

2007年4月中


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