進めムーンサイド 〜キノコが鬱陶しくなる前に〜
いつもどおり占拠している文芸部室に入ると、いつもどおりの長門と既にメイド姿の朝比奈さん、そして今日は特に用事もなかったらしい委員長がいた。ハルヒは掃除当番だし古泉もまあ似たようなもんだろ。
「お茶いれますね」
「ありがとうございます」
ぱたぱたとカセットコンロに乗ったヤカンと向き合う朝比奈さん。本日もまことにかわいらしい。
「今日は何のゲームですか?」
長門はいつもどおりだったので、今日から携帯でなくGBASPにシフトチェンジしたらしい委員長に話しかけた。
「唐突にムーンサイドにいきたくなったからMOTHER2だ」
それなら俺も知っている。もっとも、会社内のキャラクターがバトルするゲームで知っているだけであって、そのものをやったことはないが。
「どこまで進んだんですか?」
「まだ最初の町の周辺でレベル上げだ。キノコが鬱陶しいんだあれ」
「そうなんですか」
画面を覗き込んで、俺は気付いた。
「…主人公、イツキですか」
「消去法でそうなってしまった」
続く。続ける。峰岸レベルだとムーンサイドまでなら1日で終わるんだろうと思う。楓藤は終わらない。
ムーンサイドいくまでやろうと思います。ちなみに楓藤の進行と同時になる予定。(今新しいデータ始めたばかり)
キャスティング(?)も楓藤のデータと同じです。プーだけムーンサイド以降だから出してしまうと、ワタルになってます。あと、犬はシャミセンで好物はなべです。
2007年4月中
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