新生リバースサイド合宿大会 買い出し

正確には「インスタントのしか食べる物ないですよ」だったのだが、もしかしたら言わなくても同じだったんじゃないだろうか。
「親父!玉葱とじゃがいもとにんじんをくれ!」
「こういうのって自分で取るんじゃないんですか?」
「普通はそうだね…あ、あとサラダの野菜も買わないと」
カレーしか考えてない人とそうでない人がいるというのはよくわかった。
メニューはすぐに決まった。(「合宿といったらカレーだろう!」)ただし材料は米も含め何もないので(「『サ○ウのご飯』すらないの?」)早速買い出しに赴く事になった。(「え、留守番?」「全員で行くに決まってるだろうが!」)
さっきの2人程ではないにしてもある程度の量になる事は容易に想像出来たから、霧生さんから自転車を借りた。今は病葉さんが乗っている。
なんか、買った物全部カゴに入れたりハンドルに吊り下げたりして私と凍解さんは手ぶらなんだけど、いいのだろうか…。
今買った野菜も、凍解さんが荷台に括りつけた段ボールの箱の中に入れた。
「これで全部だな」
「明日の朝の分もありますしね」
「器具はあるんだよね?」
「使い古しでいいなら」
バイトしてた頃に貰った物がある。
「じゃあ、帰ろうか」
そして凍解さんは、私の手を取って自らの手と繋げた。
「あ!お前ずるいぞ!換われコラ!」
「なんで?」
「なんで、じゃねぇー!」
その後私が両手を離して自転車に乗るなんて曲芸的な案まで出たが、速やかに全てを却下して家路についた。


書いてる途中で凍解さんがどす黒くなりそうだったからちょっと直したら、よくわからなくなってしまった。天然?遊んでる?いっそよくわからない路線でいく手もあるか。
GBの頃とは違う待遇にしたいと思って書いてるけど出てるのだろうか。そのお陰でよくわからなくなったのでもあるけど。水面下の攻防戦はもうやらなくていいよ。何も考えずに書いてると自然にそっちの路線になるけど。逆に意識する必要があるのか…。

2007年5月中


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