ウェイト
「そういえば、弦間さんってあんまり『死ね』とか言わないですよね。ちょっと意外かも」
「当たり前だろ?自分が嫌な事があったらすぐに『死』に直結させるなんて愚か者の証だ。実際問題安直に殺すよりは利用出来るだけ利用する方が自分の為にもなる。それに、そういう言葉は必要な時まで大切に厳重に取っておかないと重みがなくなるからね」
付け足しの言葉と共に放たれた笑みを見て、ハルヒは「言わなきゃよかった」と思った。
つまりいつか誰かをどん底に陥れるために大切に残しているということです。軽々しく言っちゃ駄目ですよ。(同じ科白なのに含んでる意味が違う例の典型)
双子とハルヒと迷って書きやすさに軍配が上がりました。つうか楓藤の場合双子はあまり書かない方がいい気がする。
鏡夜にあまり被害が及ばないのはこんな感じで思考回路に類似点があるからだと思います。(先月の拍手の後書き参照)ちょっと偏見があるような、そうでもないような。
2007年6月中
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